みなさんの家では、冬にブレーカーが落ちることはありますか?なんとなくですが、私の家では夏よりも冬の寒い時期の方がブレーカーはよく落ちる気がします。寒くなると一気に電気を使うからかもしれません。このブレーカーが落ちたとき、みなさんはどうしていますか?気軽に上げ直している人も多いかもしれませんが、ブレーカーは大体高い位置にあるので、地味に大変な思いをしている人も多いと思います。しかし、上げ直すと地味に危険だったり、電気代を損していたりするケースもあります。そこで今回は、ブレーカーの豆知識について紹介したいと思います。
ブレーカーの種類
自宅にあるブレーカーを見てみると、上げ下げできるつまみが数種類あります。実は、ブレーカー機器の中には目的と要素に合わせて、3種類つまみがあるものが主流となっています。一般的な配電盤の場合、左側に設置された一番大きなものを「アンペアブレーカー」、中央にあるものを「漏電ブレーカー」、右側に細かく何個か並んでいるものを「安全ブレーカー」と呼びます。
アンペアブレーカーの概要と復旧方法
一番左にあるアンペアブレーカーですが、これは契約している電気会社から供給されているもので、つまみの上部分には「〇A」と表記され、そのブレーカーで使用できる電力量を示しています。契約アンペア(A)数に応じて色分けされているのも特徴です。
アンペアブレーカーが落ちる要因としては、一度に家電を使いすぎたため、契約A数を超えてしまったというものが一番多く、このブレーカーが落ちてしまうと、家全体の電気がつかなくなってしまいます。
アンペアブレーカーの復旧方法は、落ちてしまったブレーカーを上げるだけでOKですが、落ちる前までに使っていた電化製品のスイッチをいったん切っておくようにしましょう。そうしないと、せっかくブレーカーを上げたにもかかわらず、しばらくするとまた落ちてしまうということも起きかねません。
漏電ブレーカーの概要と復旧方法
中央にある漏電ブレーカーは、「漏電遮断機」ともいい、漏電事故を防ぐために備えつけられています。機器の種類にもよりますが、「動作表示」という押されている状態の黄色いボタンと、「テストボタン」と書かれた赤いボタンがついていることが多いようです。動作表示ボタンの方は、漏電・過電圧動作のときにはボタンが浮き出てくるので、見かけたら慎重に操作する必要があります。一方、テストボタンは動作確認を行うために設置されていて、機器などにも記載があるように、時々確認のために操作するのが好ましいとされています。
アンペアブレーカーと同様、漏電ブレーカーが落ちた場合も家自体が停電しますが、漏電の恐れがあるので、慎重に復旧作業を行いましょう。
漏電ブレーカーが落ちたときは、すぐにブレーカーを復旧させるのは危険です。まずは漏電ブレーカーを落としたまま、安全ブレーカーをすべて落としてください。その後は、
①漏電ブレーカーを上げる
②安全ブレーカーを1個ずつ入れていき、漏電ブレーカーが落ちるかチェック
という手順で漏電している場所を探っていきます。安全ブレーカーを上げて漏電ブレーカーが落ちたところが漏電していることになるので、電力会社などに連絡して点検や復旧を依頼しましょう。漏電している安全ブレーカーさえ落としておけば、それ以外の場所の使用は可能です。
安全ブレーカーの概要と復旧方法
配電盤に数個ついている「安全ブレーカー」は、機器をよく見ると「玄関 台所」「洗面所 浴室 トイレ」「洗濯機」といったように、分電盤からそれぞれの回路へと電気を送るための役割を果たしています。つまみごとに使える電気の容量が決まっていて、それを超えた場合にブレーカーが落ちます。この数値はアンペアブレーカーとは異なっているので、混同しないようにしましょう。
安全ブレーカーが落ちた場合は、該当するコンセントに挿してある電化製品のみが使用できなくなり、ブレーカーを上げさえすれば、また使えるようになります。このときもアンペアブレーカーと同じく、落ちた原因となった電化製品のスイッチを切ってから、ブレーカーを復旧させてください。
みなさんもブレーカーで困った際は参考にしてみてください。
さて、まだまだ寒いこの季節にちょうどいい、鍋のお店を浜松市で見つけたので紹介したいと思います。そのお店は「串壱竜」といって、国産ホルモンを使用したもつ鍋が名物です。スープは濃厚な醤油味で、鶏ガラという感じです。モツは質によって食べにくいものもありますが、ここのモツはモツが苦手な人でも食べやすいと思います。何よりスープが美味しいのでおすすめです。また、種類豊富な串焼きも美味しく、特に私は月見つくねが好きです。みなさんもこの寒い季節に、温かい鍋と串焼きを食べに行ってみてください。
住所
浜松市中区北田町130-20
営業時間
火~土:17:00~24:00
日:17:00~23:00
定休日
月曜日、第三火曜日
電話番号
050-3463-5974