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浜松のイメージと言えば、うなぎ、餃子、オートバイ、ピアノなどが、すぐに頭に思い浮かぶところでしょうか。

そんな浜松の魅力を詳しくみていきましょう。

バイクメーカーの国内大手4社の内、なんと3社までがこの浜松が創業の地となっている。

ご存じホンダ、ヤマハ発動機、スズキの3社です。戦後、本田宗一郎が自動車の修理工から自力でホンダを立ち上げ世界的メーカーに育て上げた話は、浜松市民なら誰もが小学校で習う郷土の自慢話です。今でも下請メーカーの年配の方の中には、本田総一郎と一緒に仕事をしたことがあるという方々がまだまだたくさんいらっしゃいます。

音楽の街を標榜する浜松の自慢はやはり、ヤマハ、河合楽器の2大楽器メーカーに加え、電子楽器最大手のローランドも浜松に本社を移し、総合楽器メーカーの大手3社が本社を構える音楽産業集積地であることでしょうか。

ヤマハやカワイの音楽教室で学ぶ子供が多くピアノ人口は他を寄せ付けない圧倒的な数です。

食の分野に目を移せば、近年は、富士宮やきそば、静岡おでんとならぶ静岡3大B級グルメとして浜松餃子がすっかり定着した感があります。毎年の宇都宮市とくりひろげられる総務省家計調査の餃子消費部門の日本一争いは、水窪で行われる国盗り綱引き合戦と並ぶ浜松市民が関心を寄せる2大バトルです。円形焼きともやしが特徴の浜松餃子であるが、この消費量調査は外食の餃子は含まれないという基準があるところがミソで、餃子専門店が林立する宇都宮は外食派、持ち帰り餃子のお店が林立する浜松は持ち帰り派がそれぞれ主流となっていて、この点で浜松が有利になっているという裏話があります。持ち帰りといえば、浜松には買ってきた惣菜をおかずに自宅で食事をするという持ち帰り文化が昔からあります。

外食と内食の中間なので最近では中食などと呼ばれ、新たな食のターゲットゾーンとして注目されているところです。例えば、うなぎなどは、白焼きを買ってきて家で焼いて食べることが、他の地域ではあまり見られないが、浜松ではごく普通の食の風景である。ついでにいえば、持ち帰り白焼きうなぎについてくるウナギのタレのボトルは明らかに大きく、使い切れなくて冷蔵庫に保存してあることもよくあり、ウナギのタレごはんが好物という方もいらっしゃると思います。

意外なところでは、政令指定都市にもかかわらず、浜松市の農業出荷額は全国4位の農業先進地域であることがあります。農家人口は全国第2位、総農家数に至っては、全国第1位と、工業と並び、農業は浜松を支える重要な産業と位置付けられると思います。みかんだけでなく、玉ねぎ、じゃがいも、葉ねぎ、青梗菜、ほうれん草等、全国ブランドの品目も多岐にわたっており、農業の高次産業化の流れもあり、農業先進エリアとしての浜松の重要性は今後、増していくものと期待されます。